「水回りのリフォームにはどんな注意点がある?抑えるべきポイントは?」
生活の必需品と言える水回りですが、年月とともに劣化をしていく場所です。
特に水をふんだんに使うキッチンやトイレ、浴室などの設備は正しい方法で使っていても経年劣化は起こる場所です。
早めにリフォームを検討することがおすすめですが、注意点もあります。
そこで、今回は水回りのリフォームの注意点や抑えるべきポイントについて紹介します。
水回りリフォームのポイント【キッチン編】
生活の中でも食べ物を扱う場所であるキッチンは、いつも清潔に保ちたい空間です。
キッチンのリフォームを決めるポイントは、次の3つの場合です。
こんな時はキッチンのリフォームを
①蛇口の故障、水漏れ、カビ
キッチン設備の中でも蛇口は、経年劣化し始めると故障や水漏れを起こしやすくなります。
定期的に蛇口の点検で確認をしておくことも大切です。
②排水溝の異臭、水が流れない
排水溝は毎日ふんだんに汚水を流す場所です。そのため、ぬめりや異物が詰まりやすい場所です。
異臭も起こりやすいので、違和感があったら早めに対処しましょう。
③設備の劣化
キッチン周辺はハイテクな設備を設置しているご家庭も多くあります。
食洗器やIHコンロ、レンジフードや換気扇などに異音・異臭や水漏れがあったら早めの解決が必要です。
[ 注意点 ]
キッチンのリフォームを決めたら、次の2つの注意点を覚えておきましょう。
①一部分の修理は高くなる可能性がある
キッチンは一部分の修理を重ねるより、システムキッチンごと入れ替えた方が安くなる可能性があります。
部品の交換箇所が多かったり、すでに生産終了のモデルだったりすると修理が難航するケースがあります。
見積もりの際に新規設置と修理費用の比較をしましょう。
②生活動線の見直しを
リフォームでありがちな失敗として、生活動線を考えずに修理を行ってしまうことです。
せっかく新しい設備を設置したのに、使い心地が悪い空間になってしまわないよう注意が必要です。
キッチン周りは狭くなりやすいので、リフォームを機会に生活動線を見直しておくと良いでしょう。
水回りリフォームのポイント【トイレ編】
いつも快適で落ち着いた空間にしておきたいトイレですが、下水回りのデリケートな設備でメンテナンスも必要です。
トイレのリフォームを決めるポイントは、次の3つの場合です。
こんな時はトイレのリフォームを
①便器の設備が壊れている、様子がおかしい
便座の音頭機能が壊れている、温水の調子がおかしいなど違和感はありませんか。
ウォシュレットが稼働しない場合もあります。
また、頻繁に汚物が詰まるような傾向があったら、トイレの寿命かもしれません。
②水漏れ、水が流れない
トイレのトラブルでもっとも多いのが、水漏れや水が流れないトラブルです。
水を貯蓄するタンクに異常があると、トイレが流れなくなってしまいます。
また、水垢などにより長年の汚れが取れなくなったら、そろそろリフォームの目安です。
③異臭がする
下水周辺やトイレ全体に異臭がある場合、何かしらの異常が発生している場合があります。
特に配管の異常は自分では確認しにくいところなので、早めにリフォームでケアが必要です。
水回りリフォームの注意点【トイレ編】
トイレのリフォームを決めたら、次の2つの注意点を覚えておきましょう。
①バリアフリーも見据えた工事を
リフォームの際には未来を見据えた工事をすることがおすすめです。住まいに負担を減らすチャンスなので、
和式トイレを洋式に見直す、バリアフリーの設備を増設することを検討しましょう。
家族みんなが使いやすいトイレを目指すことがおすすめです。
②限られたスペースに合うように工事を
トイレは限られたスペースの中で設置していることが多く、
新しいトイレがスペースと合っていないと狭くなってしまいます。
タンクレスなどの最新トイレでスペースに工夫をする、
パウダールームや洗面所とセットで見直すなど、手狭にならない工夫が必要です。
水回りリフォームのポイント【浴室編】
リラックス空間のはずの浴室も、毎日使うと劣化していく空間です。
浴室のリフォームを決めるポイントは、次の3つの場合です。
こんな時は浴室のリフォームを
①危険を感じる
古いタイルで滑りやすい、浴槽に入る時に怖い、など浴室で危険を感じることはありませんか。
浴室はケガをしやすい場所です。修理では補えないことも多いので、
早めのバリアフリー化や最新設備へのグレードアップがおすすめです。
②カビや汚れが取れない、清潔さに欠ける
浴室や浴槽はカビや汚れが取れにくい場所の定番です。毎日掃除していても、
汚れが取れない場合にはそろそろリフォームを検討すべきかもしれません。
コーキングの交換なども可能ですが、①の「危険を感じる」ケースと合わせて全体を見直すこともおすすめです。
③設備への不安が増えた
シャワーからうまく水が出ない、温度が上がらないなど設備への不安はありませんか。
ひょっとすると設備が点検時期や修理の時期かもしれません。この機会に追い炊き機能を追加するなどもおすすめです。
注意点
浴室のリフォームを決めたら、次の2つの注意点を覚えておきましょう。
①マンションの場合導入できない工事もある
マンションなどの集合住宅は浴室の大きさや工事に限度があるので、
気に入ったメーカーの設備でも導入出来ない可能性があります。気になる設備は予めサイズや工事が、
マンションで可能か確認が必要です。工事内容によっては管理会社から許可を得る必要があります。
急に故障する前に、早めの確認を怠らないようにしましょう。
②エコ意識のある設備を
水回りの設備は年々進化しており、節水効果や断熱効果の高い浴室などが実現しやすくなっています。
エコ意識のある新しい設備は節電効果もあるのでお得です。
また、浴室の温度調整機能を新しくすることで、ヒートショックを予防することも出来ます。
水回りフォームのお得なポイント
自治体によっては補助金や助成金を活用できる可能性もあります。
また、住宅ローンの控除などを生かせるケースもあるので、リフォームを家全体でとらえることもおすすめです。
一か所だけよりもまとめて施工することで費用が安くなるケースも多いので、お得な方法を逃さないように注意しましょう。
まとめ
水回りの劣化には腐食や漏電のリスクもあり、早めの対策が必要です。
今回ご紹介した注意点を踏まえて、的確なタイミングでお手入れをしましょう。
また、リフォーム時にはデザイン性だけではなく動線や設備にもしっかりと目を向けることで、
快適で使いやすくなり失敗しにくくなります。
宮崎市の水回りリフォームは株式会社キヨにお任せ下さい。
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業務内容:水回り設備工事・リフォーム