洗面台周辺をリフォームしよう！水回りをすっきりリフレッシュ

髪を乾かしたり化粧をしたりと
洗面台周辺は身支度を整える際に欠かせない場所です。

 

しかし、長く使っていると洗面台に汚れが目立つようになり
設備も古く感じることがあります。

 

そこで、今回は水回りのリフォームの中でも洗面台周辺にスポットを当てて紹介します。
ぜひ本記事を参考にリフォームをご検討ください。

 

洗面台にも寿命がある？水回りの耐用年数とは

新築時にはピカピカの洗面台周辺も、毎日使っていると劣化が目立つようになります。

 

特に洗面台は髪を乾かしたり、顔を洗ったりと水をふんだんに使うことが多く
鏡や蛇口の周辺はミネラルに起因する水垢の汚れが残りやすいのです。

 

水垢は専用の洗剤や摩擦作用のあるタオルなどで除去をする必要があります。

 

また、ご自身でこまめに掃除をしていても、排水溝周辺は劣化が進行していくので
徐々に洗面台も汚れや臭いが目立つようになります。

 

では、洗面台の寿命、耐用年数とは一体どのぐらいなのでしょうか。
結論から言うと、水回り設備は洗面台に限らず耐用年数は約10年程度～約15年程度とされています。

 

約20年以上元気に稼働している水回りの設備も多いですが
約10年を超えると排水管など見えにくい場所の劣化が進行していきます。

 

約10年程度を目安にまずは点検を行うことで、劣化が進行している部品類の交換が可能です。

 

適切な時期に部品の交換を行っておくことで壊れにくくなり
快適な水回りの状態を維持しやすくなります。

 

水回りのリフォームは早すぎると損？

まだまだ元気に稼働しているのに、水回りの設備をリフォームするのは損でしょうか。

 

近年は環境への配慮や意識の変化にともない
水回りの設備は「節水」や「省エネ」に配慮がなされた設備へ進化しています。

 

洗面台も同様で、新しい設備に入れ替えることで使いやすさがパワーアップすることはもちろんのこと
節水効果で水道料金を下げることもできます。

 

また、洗面台の照明も従来の設備より節電志向を取り入れています。
使えば使うほどお得な水回り設備も増加しているので、リフォームは決して損にはなりません。

 

洗面台のリフォームにはどのぐらいの費用がかかる？

では、気になる洗面台の設備をリフォームする場合にはどのぐらいの費用が発生するでしょうか。
一般的な洗面台のリフォームは、従来の洗面台を入れ替える内容が中心です。

 

現在新しい洗面台の相場は約10万円程度～約60万円程度が相場となっており
洗面台の大きさやグレードによってお好み製品を選ぶことができます。

 

メーカーの洗面台ではなく、簡単な手洗い場と鏡の交換なら予算を抑えることも可能ですが
現在の洗面台スペースとマッチしない場合には電気工事や配管工事が発生する可能性があるため
予算なども照らし合わせながら決めていきましょう。

 

近年では玄関に洗面台・手洗い場の設置も人気

大きなパンデミックを契機に手洗いの習慣が浸透しており
帰宅後すぐに手を洗えるスペースを求める方も増加しています。

 

玄関付近に簡易的な洗面台スペース・手洗いスペースをリフォームで増設することも可能です。
小規模の手洗いスペースなら約10万円程度で新規に設置することもできます。

 

従来の習慣とは社会が変化した今、手洗いスペースを新たに検討することもおすすめです。

 

洗面台のリフォームは次の3つのポイントを押さえよう

キッチンや浴室のリフォームと比べると、比較的安価に工事ができる洗面台ですが
工事を実際に依頼する場合には次の3つのポイントを押さえておきましょう。

 

1．収納スペースの確認

現在使っている洗面台の周辺には収納はありますか。
そしてその収納は足りていますか。

 

洗面台を入れ替える場合、現在の収納に関しても見直しておくことがおすすめです。
収納スペースを十分に蓄えたメーカーの洗面台もあれば、小規模の手洗いスペースに変化させ
好きな収納家具を設置することもアイディアの1つです。

 

タオルラックや下着のスペースなど、使い心地の良い収納も検討のうえで洗面台を選択しましょう。

 

2．生活動線の確認

洗面台周辺のリフォームを行う場合には、生活動線を見直すチャンスです。

 

洗濯機や脱衣スペースがごちゃごちゃしており、使いにくい場合には
この機会に使いやすくするために設置位置を見直してみましょう。

 

例として、洗面所と脱衣所を明確に分けると
プライベートゾーンが生まれるため家族も使いやすくなります。

 

洗濯スペースと浴室を近付けることで浴槽の水を洗濯機にポンプでつなげて使いやすくなるので
こうした細やかな生活動線をきちんと見直してみましょう。

 

3．照明の確認

洗面台で化粧や身支度をする家族が多い場合には
洗面台周辺をリフォームする際に身支度しやすいように
照明に関しても十分に検討をすることがおすすめです。

 

最新のLEDライトは化粧もしやすく、節電効果もあるため
毎日の身支度がもっとはかどるようになります。

 

せっかくのリフォームの機会なので
日々の生活がもっと暮らしやすくなるようなリフォームを行いましょう。

 

洗面台のリフォームに注意点はある？

新たに水回りの設備を入れ替える時はドキドキしますよね。
高額のお買い物ですから、失敗は避けたいものです。

 

そこで、この項では洗面台のリフォームにおける注意点に関して解説します。

 

コンセントの見直しを忘れてしまったケース

洗面台周辺は洗濯機や乾燥機、ドライヤーや電動歯ブラシなど
意外と家電製品を多く稼働する場所です。

 

しかし、リフォーム前はコンセント数が少なく
タコ足配線状態で稼働している家庭も少なくありません。

 

リフォーム時にはコンセントの数も確認し
必要であれば電気工事を行いコンセントの追加もおすすめですが
洗面台の入れ替えだけに終わってしまい使いやすさが改善しきれていない事例もあります。

 

リフォーム時には必ずコンセント数に問題はないか、セットで確認しましょう。

 

最新設備と部屋の大きさがマッチしていないケース

本来なら洗面所と洗面台は計算を行い、使いやすい大きさのものを設置しているはずです。
しかし、リフォーム時に好みの洗面台を導入しようとすると
部屋の大きさにマッチせず、洗面所全体が使いにくくなる場合があります。

 

好みの水回り設備であっても小さすぎる、大きすぎるものは避ける必要があるため
業者に測定してもらうことを怠らないようにしましょう。

 

まとめ

この記事では洗面台のリフォームに関して多角的な視点で解説をしました。
ご自宅のリフォームのヒントになれば幸いです。

 

水回りは洗面台以外にもキッチンや浴室、トイレなどがあり洗面台とセットでリフォームをすることで
工事費用が安くなる場合があります。

 

水回り設備の全体の劣化が気になる場合には
この機会に一度まとめて点検をされてみてはいかがでしょうか。