「水回りのリフォームにかかる日数は?その期間は生活できるの?」

水回りのリフォームをする際に気になるのが工事期間。
水回りは生活に欠かせない設備ですので、工事中の生活はどうなるのか気になるかと思います。
そこで、水回りのリフォームの日数の目安をご紹介します。

 

【キッチン】

キッチンのリフォーム日数
キッチンリフォームはシステムキッチンの交換であれば約2日～約4日程度で完了します。
床や壁の張り替えもする場合は約7日程度、壁付キッチンを対面キッチンにするなど、

キッチンの場所を移動させる場合は約2週間程度かかります。

 

一般的なシステムキッチンの交換を例に挙げますと以下のような手順です。
1日目にキッチンの解体と撤去作業を行い、新しい旧排水管や電気配線の工事を行います。
2日目は下地工事です。新しい壁の下地を作る工事を行います。
3日目にいよいよ新しいキッチンが搬入され、組立が行われます。
4日目は壁紙やキッチンパネルなどの内装の工事が行われます。
内装が終わったら完成、引き渡しです。

 

キッチンリフォーム中の生活
キッチンが撤去されてから新しいキッチンが搬入されるまでは水が使えません。
キッチンが搬入され、配管が接続されれば水を使うことができますが、本格的な調理はまだ難しいでしょう。

リフォーム中でキッチン撤去中は外食などで対応しますが、

工事中ずっと外食というのも大変ですので、作り置きなどで対応するようにしましょう。

 

【浴室】

浴室のリフォーム日数
浴室リフォームはユニットバスから新しいユニットバスへ交換する場合は約2日～約4日程度が目安です。
在来工法の浴室からユニットバスへリフォームする場合は約1週間程度かかります。

 

では在来工法の浴室からユニットバスへリフォームする工程をご紹介します。
1日目は浴室の解体・撤去、給排水工事を行います。
2日目～4日目はユニットバスを入れるため、コンクリートの土間をつくる左官工事を行います。
5日目にいよいよユニットバスが搬入され、組立が行われます。このとき、換気扇や照明の電気配線の工事も行います。
6日目はドア周りの壁などの内装工事を行います。
7日目にすべてが完了し、試運転、引き渡しで完了です。

 

浴室リフォーム中の生活
ユニットバスの交換リフォームであれば最短で約2日程度で終わりますので、

2日間は銭湯やスポーツジムのお風呂を使えばよいでしょう。
これを機にスーパー銭湯やスパなどの施設で楽しんでみるのも1つの手です。

在来工法の場合、お風呂を使えない期間がユニットバス交換よりも長くなりますので、

真夏に浴室リフォーム工事をしないなどの工夫が必要です。

 

【トイレ】

トイレのリフォーム日数
トイレリフォームの工期は約半日～約1日程度で完了します。
便器交換のみであれば約2時間程度です。
和式から洋式のトイレに交換する場合は約2日間程度かかります。

 

一般的なトイレ交換リフォームは以下の工程で行われます。
最初に便器の取り外し、撤去を行います。
その後必要に応じて給水管・排水管の工事を行い、内装工事を行います。
そしてトイレを搬入し設置します。
動作確認をして引き渡しです。

これらの工程はおよそ半日程度で完了します。

 

トイレリフォーム中の生活
トイレリフォームは半日程度で終了しますのでそこまで生活に影響がありません。
もし2日程度かかる場合はその日の工程の終了後に

施工業者が簡易便器を取り付けて帰ってくれますので、夜のトイレも心配ありません。

 

【洗面台】

洗面台のリフォーム日数
洗面所のリフォームは洗面台を交換するだけなら約半日程度で完了します。
洗面所全体をリフォームする場合は約1日～約4日ほどが目安です。

 

それでは洗面所全体をリフォームする際の工程をご紹介します。
1日目は洗面所の解体・撤去を行い、新しい旧排水管の工事や必要な場合はコンセントの移設の電気工事を行います。
2日目は内装工事です。洗面台周辺の床や壁の補修作業、壁紙、床材を張って仕上げます。
3日目に洗面台が搬入され、設置が行われます。
動作確認をして異常がなければ引き渡し完了です。

 

洗面台リフォーム中の生活
洗面台交換だけなら約半日程度で終わりますので、特に生活上で困ることもないでしょう。
洗面台のリフォーム中はキッチンなど別の水道を使って生活します。

 

水回りのリフォームで仮住まいが必要な場合

キッチンや浴室をそれぞれ個別で交換するだけなら工期も短いですし、

特に生活に大きな支障があるわけではないので住みながらリフォームをすることができますが、

水回り全体を大掛かりにリフォームする場合は仮住まいを用意した方が良い場合もあります。

リフォーム期間が長期間に及ぶ場合だけでなく、小さなお子様がいる場合などは

工事で人が出入りすることでストレスになることもありますので仮住まいがおすすめです。

仮住まいにはホテルやウィークリーマンションなどの方法がありますので、

予算や利便性を考えて合っている方法を選びましょう。
リフォームで仮住まいが必要だと分かった時点で早めに手配するようにしましょう。

 

水回りのリフォームをスムーズに行うためにすること

水回りのリフォームをスムーズに短期間に終わらせるために、

あらかじめキッチンなど棚の中に入っている荷物は出しておきましょう。
業者さんが入ってきてから片付けるのではその分工事が遅れてしまいます。
工事の前日までにきちんと片付けて棚の中は空にしておきましょう。搬入経路の荷物をどけておくことも大切です。
また、マンションで水回りのリフォームをする際は事前に管理規約を確認して規約違反のないように気を付けてください。
リフォームする際には騒音が発生しますので、マンションの場合、

上3軒、下3軒、両隣には事前にあいさつ回りをしてトラブルを避けることが大切です。

 

水回りのリフォームは工事内容によって幅がある

水回りのリフォームの工事期間についてについてご紹介しました。
水回りのリフォームは工事内容によって幅があり、交換だけなら半日で終了する場合もあります。

浴室の場合、現在の浴室が在来工法なのかユニットバスなのかでリフォームの期間も工事費も変わっています。

リフォームの内容も現在の水回りから単純に新しい設備に交換したいのか、大幅に変更したいのか、

工事日数も含めてスケジュールを確認しながら検討するのがおすすめです。